
BL45XUにおいては波長1.9Aでの測定が可能ですが、溶媒の吸収の寄与の影響が大きくなることと、最短カメラ長での検出器のedge分解能が制限されてきますので、もう少し高エネルギー側に設定したほうが良い場合もあります。なお、波長ごとの検出器のedge分解能はこちらより計算できます
Redundancyについては10以上ある方が良いようです。Total osc.は720deg 程度をお勧めしています。また複数の結晶からのデータをマージすることもRedundancyの向上に有効です。
BL45XUは自動測定に最適化した設計の為、XAFS測定系を備えておらず、事前に実サンプルの吸収端を正確に確認することができません。分光器のエネルギー分解能は ΔE/E < 2 × 10-4 ではありますが誤差が発生する可能性と、サンプルの化学シフトにより意図しているより低エネルギー側で測定してしまう可能性があります。そのため、測定波長を安全側に設定して推奨しております。
Brの場合下記程度の差であり、フェージングに対する影響は大きくはないのでないかというのがビームラインの見解です。
f“= 3.75 @0.91[Å], f”= 3.82 @0.9196[Å]