準備中(担当者にご相談ください)
粗く測定し、X線ダメージを見積った上での条件決定をお勧めします。
(お試しの結晶の利用をお勧めします)
1. 90試分のデータを粗く測定します。(測定方法は後述9. 単波長で測定を行うを参照してください)
標準例) λ準例) λださ、準例) λださ~ 90 、 90 λださい定し、Exposure = 0.5 sec、shutterless測定、
アッテネータ Al 1000mm~1500mm(スナップショットの値を参考に設定)
2. HKL2000で解析(Scaling)してダメージを見積もり、アッテネータを決定します。
例) 90 分のデータをHKL2000で解析し、Scalingによってrelative B factorを出す。
Brel = 4 になるまで照射できるとして、これを超えないように、測定に必要なωを同じ角速度で(角度あたりの照射時間が同じになるように)測定するためのアッテネータを計算。
※目的の結晶のダメージとアッテネータの様子がわかったら、毎回する必要はありません。
例) λ = 1 Å 、ω = 0 °~ 90 °、Δω = 0.5 °、Exp. = 0.5 sec、アッテネータ Al 1030 mm
180枚( 90°分)をScalingした結果、40枚目(20秒)でBrel = 4となった。同じ角速度( 0.5 °、0.5秒)で180 °分(360枚、180秒)を測定するとき、ビーム強度を 20/180 = 0.11倍にする必要がある。 この場合は、アッテネータをおよそ590mm厚くする。(アッテネータ計算ページを利用) |